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  • 執筆者の写真maumsea

韓国ファッションB2Bサイト倒産

2024年1月、韓国東大門ファッションB2Bサイト「リンクショップス(Linkshops)」が破産により、

サービスを終了しました。

東大門ファッション卸マーケットでは、そのアイテムが韓国製か中国製か問わずにそのアイテムを扱っている問屋に在庫がない場合には、私が注文した時点に「ミソン(入庫待ち・未発送分/先払い必須)」という取引形になります。


本業界の慣例というか、、文化です。



リンクショップスというB2Bサイトは、彼らのサイト又はアプリで注文したいアイテムを先に支払う形になっていました。


なのでリンクショップスを通して取引していた多くの小売業者は、入庫するのを待っていた支払い済みのミソン(入庫待ち分)アイテムを彼らの破産により受け取れなくなったと一方的に告げられました。

クレジットカードで支払った小売業者は、カード決済を取消してもらうことができましたが。

口座振込みで支払った業者は、債務弁済が債務額の半分(50%)であるという債務調整合意書という書類にサインを求められるメールをもらいました。

一方、リンクショップスを通して販売をしていた問屋も注文を受け、小売り業者に発送した分の売上をサイトから精算してもらえないケースも多かったです。

(2023年12月中旬頃から精算が遅れたとのことでした。)

実際、2023年11月に裁判所へ「売却主観会社用役締結許可書」を提出し会社の売却手続きに入りましたが。期限内に買い取ってくれる会社が見つからず、弁済計画が立てられなかった訳です。





あります。


シンサンマーケット、SELLUP、DANHAROOなどのB2Bサイトがありますが。

その中で今一番大きいB2Bサイトは、「シンサンマーケット」です。

※ 業界では「シンマ」といいます。

今は、ほとんどの問屋でシンサンマーケットに商品登録をしているため商品情報が簡単に得られます。


シンサンマーケットは、ファッション事業を展開している会社のみ会員になれます。



ただ、シンサンマーケットも現在企業運営に苦しんでいるとの噂が業界では回ってます。

(売上対運営費過多による・・)




このようなB2Bサイトの収益モデルは、利用者の広告費及び利用手数料がメインですが。

広告費の場合、広告を載せる利用者(問屋)から「費用対効果が低い」という意見が多く、広告費を出さなくなった問屋が増えている状態です。

利用手数料の場合、問屋から仕入れたい小売り業者がターゲットになりますが。

  • サイト(又は、アプリ)から気に入りのアイテムを選ぶ

  • 仕入れ単価、カラーなどの商品情報を確認する

  • (A):購入数入力後、シンサンマーケットかごに入れる → 支払いに進む(買付手数料3%、送料別)

  • 問屋情報確認

  • (B):問屋の電話番号などを確認して、直接注文 → 口座振込み、または、商品ピック時に現金で支払う(買付手数料なし、送料別)

1円でも節約したい小売り業者にしては、価格競争力が落ちる(A)のやり方では買い付けしないと思います。

一方、問屋情報を公開し利用者間直接やり取りができることでお客様センターの運営に伴う人件費は節減できるものの、利用者間コミュニケーションを手伝う「シンサンTALK」という機能を追加したことでシステム開発・メンテナンスなどによる莫大な運営費を抱え、2020年からずっとマイナス成長している状況です。

B2Bサイトの未来はどうなるのでしょうか?

また、B2Bサイトがなくなると韓国ファッション卸業界はどう変化するでしょうか?

アパレル業界はじめ、EC通販サイトはーアリババ、シイン(SHEIN)、テム(TEMU)などの中国企業の事業拡大にかなりの影響を受けてます。

こうして生態系が変化する中でB2Bサイトが生き残る方法はあるのでしょうか?

あるとしても、果たして投資する価値があるビジネスでしょうか?

2022年下半期、リンクショップスは中国ファッション企業とパートナシップ締結、インドネシア進出・・などにして事業拡大に挑みましたが。結局、破産してしまったのです。

どうか該当サービスをご利用の方々に被害がないように・・今はあるにしてもいち早く解決できることを心よりお祈り申し上げます。

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